音量アップダウン時にボリュームウインドウを画面中央下に表示させるアプリvolumeHUDがバージョン上がってました。
volumeHUD v3.3.4です、公式リリースページはこちらです。
volumeHUD v3.3.4 — GitHub Releases

「macOSが音量変化を別の物理音量レベルにマッピングした際に、音量変化を黙って吸収していたヒューリスティックを削除しました。以前は、ハードウェア量子化は一定のレベルまで許容されていましたが、このヒューリスティックによって実際の不具合が隠蔽され、音量追跡の理解が困難になっていました。今後は、量子化の境界を推測することなく、要求が直接適用されます。これにより、最近のハードウェア量子化修正に関する一連の問題がようやく解決されるはずです。」かなりの改良版の予感!
これは単なる細かいバグ修正より、音量制御の考え方そのものを一段整理した改良に読めます。
引用文を噛み砕くと、従来のvolumeHUDには、
「音量を○○にしたはずなのに、macOSから返ってきた値が少し違う」
→「これはハードウェア側の音量段階(量子化)の都合だろう」
→ ある程度のズレなら正常扱いする
という“気を利かせる仕組み=ヒューリスティック”があったわけですね。
ところが最近の修正を進めるうちに、その気遣いが逆に、
本当におかしい動作まで「ハードウェアの都合でしょう」と飲み込んでしまう
ことが分かった。
そこで3.3.4では、その推測をやめて、要求した音量変更を直接適用する。
macOSや機器側の量子化境界をvolumeHUDが勝手に推測しない。
という、ずっと単純で追跡しやすい構造へ整理した――という内容でしょう。
特に作者の「実際の不具合が隠蔽され、音量追跡の理解が困難になっていた」
ここが重要ですね。
単に「この機器で音量がおかしかったから条件分岐を追加しました」ではなく、そもそもデバッグを難しくしていた抽象化を取り除いた。こういう変更は今後のmacOSや新しいオーディオ機器への追従にも効いてきそうです。
しかも最後が、「最近のハードウェア量子化修正に関する一連の問題がようやく解決されるはず」
ですから、3.3.2 → 3.3.3 → 3.3.4で一連の問題に決着を付けた、という作者の感触なのでしょう。