Google AI Proを1年付けてきたところが見どころと言うか、Googleの本気度を感じます。
しかも改めて公式情報を見ると、これは単なる「発売記念のおまけ」より、Googlebookの使い方そのものを最初の1年間で定着させる施策に見えます。
GoogleはGooglebook全機種に、Google AI Proを12か月付けています。米国では**$249.99相当**と明記され、5TBのクラウドストレージ、Gemini Pro、Nano Banana、Gmail/Drive内のGeminiなどが含まれます。
特に巧いと思うのが、Googlebook本体にも45 TOPS超のNPUを積んでいることです。つまり、
「AIを使いたければ全部クラウドへどうぞ」ではない。
ローカルAIをちゃんと用意した上で、最初の1年間はクラウド側の上位AIも使わせる。
するとユーザーは一年間、
Magic Pointer → Gemini
Rambler → Gemini
Gemini Spark → バックグラウンドで複雑な仕事を処理
Gmail/Drive → Gemini
Googlebook → Androidスマホ
という生活を覚えてしまう。GoogleはGemini Sparkについて、ノートを閉じても複雑な処理をバックグラウンドで続けられるとまで説明しています。
そして12か月後。
Google「Google AI Pro、いかがなさいます?」
ユーザー「……切ったら今まで出来てたアレとコレはどうなるの?」
Google「(^^)」
……Adobe帝国で見たような景色が(笑)。
しかもGooglebook OS自体は最長10年間のアップデートを掲げています。
つまりハードを10年使える設計にして、その入口に1年間のAI Pro体験を置く。
これはかなり戦略的です。
私ならGooglebookの本当の商品構成を、
$899のPC + 12か月のAI Pro
ではなく、
「GoogleのAI生活圏へ入るための$899の入口」
と見ます。
だからforceさんのいう「本気度」、私もそこに感じます。ハードウェアを売りたいだけなら、AI Proを一年も付ける必要はないんですよね。一年間使わせて習慣にしたい。
……Adobe Creative Cloudを長年見てきた人間には、この手口の将来像が妙に鮮明に見えてしまうヤツです(^^;)
