SIGMA fp がやってきた!

SIGMA fp 正面なんてシンプルなお姿!

遂にSIGMA fp がやってきた!

2005年6月よりG-galleryのブログをアップして早18年、ここ2〜3年は休眠状態にしてしまったのですが、その根本はやはりファインダーを覗いても眼が愉しくなくなってしまった。眼を手術してからファインダーで被写体を追うのがストレスになってしまいました。

このまま写真ライフとおさらばしようかとも考えていたのですが、それはそれでなんだか寂しいものもあり、じゃ最後は広い世界を覗いてから考えようかなと。

SIGMA fp 背面ヒートシンクの排出溝確保の為か、下のボタンは一段低く液晶下側に吹き出し口がある

で、チョイスしたのが本日到着したこちらのカメラSIGMAのfpです。初売りで随分とお買い得なのが出てまして、レンズ一本サービスやんって価格、fp Lにしようか迷ってはいたんですが、ハード的な手ブレ補正がないのに6100万画素は使いこなせないんじゃということでまずは2460万画素のfpをチョイスです。

SIGMA fp 上面シンプルな配置ながらシャッターボタンと前ダイヤルの大きさが使いやすそう!

ボディもレンズもアルミ削り出しの金属とガラスの塊は、もうねめちゃくちゃ重厚さがあります。レンズをセットする時の「カシュッ!」フードをねじ込む時の「スーー、クシュ!」絞りを回す時の「カッチ、カッチ」どれをとっても工作精度の確かさを実感する、匠の技に裏打ちされた紛れもない精密な計算と卓越した技術の為せる技が指の皮膚に振動してきます。

24mm f3.5 DG DN 
ズッシリと見た目よりも重く、ヒンヤリとする感触が金属を感じる高級感に溢れる塊 24mmf3.5めちゃ寄れる

なんかこれだけで幸せになります。カメラ好きにはたまらない感触ですが、ただ、オリンパス機に慣れてしまっている身なものですから、作法の違いにちょっと苦戦しそうな予感を覚えます。

レンズは3本共にフイルター径55mmでギュッっと凝縮したような小ぶりなタイプです。すべて絞り環があり、AF/MFのフォーカススイッチが奢られています。24mm 1:3.5 DG DNと90mm1:2.8 DG DNには普通のレンズキャップの他に金属製でレンズには磁石で装着するキャップがなんかかっこいいのです。ですがフードをしたまだと取り外しが少々しづらく、またフイルターを装着すると磁石が付かないという代物です。多分に私は使わないと思います。

45mm f2.8 DG DN fpの標準セットレンズ小ぶりながら工作精度の良さを感じる。フードは別売りだと1万円の代物。

電池はフル充電に4時間、1200mAhと今どきの電池にしては容量少なすぎです。とりあえず2本追加しましたが、これが純正でも2,000円しないんですよね。モバイルバッテリーからも充電できるようにUSB-C接続の充電器を別途用意しました。ただフル充電に4時間じゃ出撃中には間に合わない気もします。予備であと数本買ったほうが良さそうです。

90mm f2.8 DG DN 90mm中望遠でもこのサイズ、Iシリーズの今後の展開も楽しみ、是非マクロをお願いしたい。

さて、暫くは試行錯誤が続きそうですが、まともに撮れるようになるのか?

SIGMA fp & 24/45/90