Canon / Powershot G10 · 2025年7月29日

Canon PowerShot G10

XZ-2用の新品バッテリーもあることだし、次も同じコンデジにと思いつつあちこち物色するうちに、この武骨なボディが目に留まりました。かれこれ17年ほど前の機種、発売当時電器店にて実物を触った記憶があります。

2008年PowerShot G10発売当時はオリンパスE-1を2005年に導入後、LUMIX L-10やOlympus E-500を使っていました。コンデジでありながらも、モードやISOに露出補正の専用アナログダイヤルを備えた出で立ちにぐっと来るものが・・それから17年後、あの時の気持ちが増幅されてしまい、多分変なバイアスが掛かっちゃってると思いながらもポチッといっちゃいました。

ネットで調べてみるとXZ-2と横幅は変わらず、重さは電池込みで50g程重くなるようです。レンズ収納時の厚みはほぼ同じですが、ボディ本体の厚みはG10が分厚い。縦横の比率が正方形に近くこれはNikonのJ5にケースを着けたサイズの比率で、私的には好きなサイズ感!

暑い中引きこもりの腰を上げテスト撮りを兼ねてちょっと散策してきました、色味は脳内イメージそのままのキヤノンカラーに懐かしい感覚が甦ります。フイルム機以来のCanon機ですが、17年前のカメラとは思えないレスポンスの良さ。2008年製でマジか!!起動の速さ、ピントの正確さメニュー設定もキビキビと動く。これが17年前のカメラとは思えない快適さ、流石のコンデジフラッグシップ機です。1点だけ欲を言えば、タッチ液晶だったらもう完璧でした。

見て触って味わうカメラを手まぜ用にと選んだアナログダイヤル多用機でしたが、まさか此れ程の出来栄えとは思いませんでした。もうこれで良いんじゃないかと思える程のカメラです。
今回のテスト撮り、解像度の設定をミスってしまい、JPEGのMサイズで撮ってしまいました。もちろんRAWも撮れてません。でもねJPEGのMサイズでこの写り、中々どーしてRAWへの期待が高まりますね。