E-1 / OLYMPUS / SIGMA · 2025年4月29日

20年前の風景

500万画素の解像感で一喜一憂していた2005年、この歳月がカメラをどう進化させたのか。撮れないものはないと謳い、30年はと宣言したところには今は属さない。

カメラを始めた頃は、少年漫画の後ろのページに月のクレーターまでも写せるみたいな、数式の様なレンズメーカーがあった。(あくまでもそういうイメージ)写りはイマイチだけど、メーカー製よりははるかに安く未知の焦点も手の届きそうなレンズを作っていた。

時は流れその会社のカメラを今使っている自分、当時では考えも及ばなかった。しかもあのLeicaマウントの一員として、世界に名を知らしめるSIGMAの「美しき愚かさ」一流という称号を技術力で勝ち取った。