SONY NEX-7 SELP16-50mm f3.5-5.6 OSS 野外初撮影

SONY NEX-7 タイ工場の洪水による浸水で、実際発売されたのは2012年の1月27日、かれこれ12年前のカメラになります。OLYMPUSではEM5や高級コンデジXZ-2が同じ年に発売されました。オートフォーカスはコントラストAFのみですがスピードは結構速いですが、正確に合致しているかと言えばイマイチの印象。

SELP16-50mm f3.5-5.6レンズのソフトウェアアップデート Ver. 02をmacOS11にてやっとバージョンアップ出来ました。Ver. 02は「オートフォーカスの動作安定性を改善」とのこと、アップデート後はAF時音が静かになった気がします。

カラーはスタンダードで試し撮り、結構良い色味の印象を持ちました。LIGHTROOMでのRAW調整も階調に余裕があり結構粘ります、ただしハイライトは飛びやすいです。

ボディの操作はトップの二つのコントロールダイヤルと背面のコントロールホイールで、絞り優先のAモードだと、絞り値、露出補正、ISO感度がそれぞれ専用ダイヤルに割り当てられているので操作感がもの凄く良い!

液晶はワイドタイプの3型で映像範囲外に撮影データを表示できスッキリと見やすく、被写体に集中できます。ただ液晶がワイドの3型ですので、データ表示に使っている分、被写体の写る範囲は小さくなってしまいます。露出補正は-5〜+5と余裕の補正幅ですが、残念な事にISO感度は1段刻みで、100・200・400・800・1600〜となります。この2つのダイヤルと1つのホイールで操作する「Tri-Dial Navi」の新提案私的にははまりましたが、残念ながらこのNEX-7のみの搭載となりました。
※ISOをAUTO設定にしてる場合は自動で1/3刻みで設定するようです。但しAUTOは100〜1600迄の範囲のみ3200以降は手動設定ですので1段刻みの選択ですね。

本来の標準レンズキットは18-55mmF3.5-5.6 OSSですが、このパンケーキタイプのSELP16-50mmf3.5-5.6 OSSとセットにすると約470g程の重量です。軽い小さいは正義なのを実感します。余程の動き物を取らない限り、AFや各種設定操作のレスポンスも良くストレスなく撮影できました。ただ、日中の液晶表示は若干見にくいですので、ファインダーが役立ちます。