OKI MICROLINE VINCI C931 の交代機種としてOKIカラーLEDプリンターC844dnwを導入しました。コロナ後直接対面してのプレゼンがかなり減り、PDFデータでのネット送信で済むようになったのが大きいです。正確な色の校正は印刷会社の色校正をお願いしたり、仕上がりの色味自体こちらに一任される場合もあります。
そういう変化を考えると、必ずしもA3ノビの必要性もなくなった状況です。A3出力のC844dnwはエミュレーションではありますが、PostScript3の出力が出来ますので、PSフォントも直接ハンドリングできますし、PSドライバーでカラーのICCプロファイルカラーマッチングや印刷シュミレーション出力も可能です。
データ処理も速くストレスのない印刷スピードです。プリンタドライバもOKI MICROLINE VINCI C931 の簡易バージョンといった作りで、使い慣れたソフト環境でした。
云十年前カラー出力機(カラーコピー機)+Fieryデジタルプリントサーバで1,000万円したPostScriptプリント環境が、OKI MICROLINE VINCI C931 で10分の一になり、今回のC844dnwで1,000万から50分の一という価格の変動です。仕事の対価自体バブル期(バブル期といっても地方にはその恩恵はなかったのですが)の半額から1/3に落ちている現状からしたら、経費もそれなりに落とさないとバランスがとれない現状もあります。
この機種、メーカー純正のトナーとドラムを使う条件で、7年間の無償保証と7年間のメンテナンス品無償提供が受けられます。メンテナンス品は決められた枚数の出力が必要で、その枚数まで出力することはないかもしれませんが、万が一の故障に7年間の無償保証は魅力です。
PSプリンターが必要な方にはお勧めします。現在のネット最安値は133,700円(税込)程。このプリンター重量が40Kgほどあり部品の塊です。トナーやドラムで利益を得るからなのでしょうけど、カメラなどと比べるのも違うんでしょうけど、あまりにも安くなっていたのでびっくりしました。