DMC-GX7MK2の画像比率を3:2で使用するため、画素数は1400万画素ほどでの使用となります。ただこのカメラのRAW仕様はフル画素の1600万画素の4:3比率で保存されていて、現像時に変更可能で、OLYMPUSも同じです。RAWデータの扱いはこれが当たり前だろうと思っていたところ、SIGMAfpの場合はRAWデータも画素比率で切り取ったものを保存していて、後からの変更は不可なのには驚きました。
DMC-GX7MK2の現像ソフトは「SILKYPIX Developer Studio 8 SE」を使用しPanasonicオリジナル現像ソフトはありません。カメラの機能すべてを後から現像時に設定することはできないようで、カラーフィルターをRAWデータに反映させるのはだめみたいです。これはちょっといただけないですね。今までカラーフイルターを撮影時に反映させることはめったになく、RAW現像時に画像のイメージや雰囲気を見ながら試行錯誤でカラーフィルターを反映させていました。
カメラ内現像では対応しているようですが、これは面倒すぎる私は絶対しないです。フォトスタイルに関してはSILKYPIXでRAW現像時に反映できます。しかしSILKYPIXの操作性が悪くかなり鈍い反応で、これで現像しようとは思えませんでした。当分はL.モノクロームで白黒専用機の使用になりそうです。
カメラのグリップが薄くホールド性に不安がありましたが、小さいレンズで撮る分には何の問題もなく片手でもシャッターを切ることができる程安定しています。また軍艦部のないフラットなフォルムはとてもいい感じで、ウエストレベルで親指シャッターを切る時など、左手親指で天面に置いてカメラをフォールドし安定感があります。