露出アンダー傾向が得意なカメラかと思えば、こういった絵も出ます。もっとピーキーな機種かと思っていたのですが、表現の幅というか階調の幅意外とありますね。
幅があると言えば、fpのピントリングの回転角もカスタマイズができるんですね。例えばSIGMA 24mm f3.5 DG DNのピントリング近景域から無限遠の回転角度をカスタマイズできます。SHOOT→レンズ機能設定→フォーカスリング制御でMin240°〜Max720°の範囲に変更できます。レンズのピント幅を見ながら、フォーカスを微調整する親指と中指の一回しでのピント移動距離を自分のフィーリングに合わせて調整しました。
アナログ的なオイル制御のようなぬめ〜っとしたピントリングの感触でありながら、こういった制御機能は何気ないですがデジタル所以の恩恵ですね。また無限遠と近景の回転方向も変更でき、左に回すと遠景、右に回すと近景にセットいたしました。この辺地味ですがメーカー間の不揃いを吸収してくれる非情に重要な機能です。